今住んでる家は生まれと時から住んでる家。
ただ、親父が丁度今の自分の年の頃建て直した家です。

自分が高校3年生の時に建て直したので、もう時期30年か~。
建て直す前の家は2階建の木造。

区画整理や建て直す時の建ぺい率や容積率とか関係なく、今の駐車スペースまで
建物が建っていた。

友達からは、「お前の家は屋敷みたいだな~」なんて言われて。
1階はプラスチック工場。

祖父が社長として経営していた。
職人のおじさんも一緒に住んでいた時代。

幼稚園や保育園にも通わなかった生活。
僕の団体生活は小学校から始まりました。

オヤジの運転するトラックの助手席に乗り、配達に付き合う日々。
取引先の人達に、マスコットの様に可愛がられた事も懐かしい。



小学校の高学年の年明け、父と母と祖父の深刻な顔。
売り掛け先が倒産して当時の入金分が入らず工場をたたむ事になった。

今でも祖父、父、母の涙が目に浮かびます。
その後、工場の敷地を改装してお好み焼き屋を始めた。

お店は母に任せ、オヤジは外で土木を始めた。
本当に苦しかった時代だったと今でも母は語る。

それでも希望があったと言う。
僕らが学生だったから。



それから5~6年して家を建て直したオヤジは、やはり立派だったと思う。
自分は今どの位置にいるのだろうか?

建て直し完成の期間まで約1年。
葛飾区の高砂の賃貸にその期間住んでいた。

高砂に引っ越す時の事。
今まで我が家として住んでいた家の引越しは家族総出で。

引越し業者なんて頼んでいない。
皆で力を合わせて汗だくになりながら・・・

今でもあの引越しの日を思い出す。
生まれ育った思い出の家。

安らぎのはずだったあの家を、皆が土足。
全ての荷物を積み込んで出発したトラック。

真っ暗な家がポツリと。
強く寂しく感じたのを覚えている。

最近、仕事に対して、また1から考える事があります。
例えば引越し前後の入退去時。

お客さんがどんな気持ちで退去したのか。
どんな希望を持って新生活をスタートしたのか。

色んな思い出が詰まった住まい。
結婚して、子供が生まれて、子供が増えて・・・

仕事をコツコツ頑張ってやっと手に入れたマイホーム。
気持ち良く新生活をスタートさせたい。

今の自分がどんな仕事をしたいのか?
一番したい事はなんなのか?

あの仕事が儲かるんじゃないか?この仕事が面白いんじゃないか?
そうじゃなく、自分がどんな仕事がしたいのか。

値段で仕事のレベルを変えたくない。
質を落としたくない。

昔の家を思い出し、ふと新たなスタートラインが見えた気がする。
そんな今日この頃です。





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